NCT 127(エヌシーティーイチニナナ)がBTSに続いてグループ初の北米アリーナツアーを迎え、衝撃的なデビューを果たした。
現地時間4月24日午後8時、アメリカ・ニュージャージー州 PRUDENTIAL CENTERにて「NEO CITY:USA – The Origin」初日公演が開催された。NCT 127がリリースしているシングルは未だアメリカの音楽チャート入りは果たしておらず、歌詞は英語よりも韓国語が多く使われている。それにも関わらず、ステージに現れたNCT 127はビートルズに負けずとも劣らないほどの歓声を浴びた。
ソウルを拠点として活動するNCT 127は韓国で最大規模の芸能事務所SMエンターテインメント所属の、ネオ・カルチャー・テクノロジーの頭文字から取られたNCTというグループから派生したユニットである。“127”という数字はNCT 127の故郷であるソウルの経度に由来する。現在は5月発売予定のミニアルバム「We Are Superhuman」のプロモーション活動の最中だ。
ステージでメンバーはかなりハードなダンスを次から次へと披露しつつ、ハイスツールに腰をかけ甘いバラードを歌うなど、全体のバランスを保っていた。「Fire Truck」、「TOUCH」などのヒット曲から「Fly Away With Me」、「Good Thing」などのアルバム収録曲、さらにニューミニアルバムからタイトル曲「Superhuman」、「Jet Lag」を初パフォーマンス。合計23曲のステージを披露した。
メンバーひとりひとりは時間を設けて英語と時たま韓国語を交えながらオーディエンスに呼びかけ、どのメンバーが一番大きな声援をもらえるかを楽しんでいた。
この日、会場の外では、NCT 127のコンサートを記念して、数百人ものK-POPファンが集まり、NCT 127のヒット曲などSMTOWNランダムプレイダンスイベントを繰り広げ注目を集めた。
コーチェラ・フェスティバルでヘッドライナーを務めた韓国ガールズグループBLACKPINKが示したように、アメリカは今、空前のK-POPブームを迎えている。BTSのニューアルバムは発売と同時に音楽チャートのトップを獲得し、BTSは1年未満で3枚のアルバムを1位に輝かせた。そんなBTSにとってNCT 127は新たなライバルとなるのではないだろうか。
NCT 127は、イリノイ州シカゴ、カリフォルニア州サンノゼ、カナダのトロントをはじめとする11都市を巡る予定だ。
NCT 127 WORLD TOUR ‘NEO CITY’-The Origin-
2019.04.24 NEW JERSEY
2019.04.26 ATLANTA
2019.04.28 MIAMI
2019.05.01 DALLAS
2019.05.03 PHOENIX
2019.05.05 HOUSTON
2019.05.07 CHICAGO
2019.05.09-10 SAN JOSE
2019.05.12 LOS ANGELES
2019.05.17 VANCOUVER
2019.05.19 TORONTO
AND MANY MORE…
NCT 127 performs a mashup of ‘Cherry Bomb’ and ‘Superhuman’ l GMA