-レッスンを受けられていたとのことですが他にどんなことをしていましたか?
KYOHEY:レッスンは先生にもよるんですけど、喋り手のタレントさんを抱える事務所がレッスンを持っているパターンが1番多いんですが、僕はそうではなくて放送局がやっているディレクターが育てる少人数制のやつで、卒業はデビューか諦めるしかなくて辞めたいときにやめればいいし、デビューしたら卒業っていうスタイルの学校に通ってましたね。その先生は滑舌だとか滑らかに綺麗に話すこととかはあまり僕には言わなくて、その人がもしフリートークが得意だったらフリートークをのばしてくれる先生でした。ナレーションが得意な人がいたらナレーションの練習、原稿読みの練習を伸ばしてくれました。僕は先生から「お前原稿あったら全然喋られへんからいらんわ!」ナレーション絶対無理って言われて、とにかくフリートークの練習をしていました。
-MCを行っているときに1番気をつけていることはなんですか?
KYOHEY:イベントの大小とか人数に関係なく、イベントが(主催者さん)が一番伝えたい事はなんなのかをちゃんと理解した上で色んな角度で、色んな言葉で伝えるように、それが言葉だけじゃなく、空気感や間だったりもする事もあるので、僕がイベントMCとして立っている立ち振る舞いで何かが伝わっているとかもあると思うので、考える事がいっぱいあって、いつも本番中は脳みそフル回転で頭から煙が出そうです(笑)
-フェスのMCや単独LIVEのMCをやられていますが時はどんな違いがありますか?
KYOHEY:マインドとしてはないです。スタイルとしての何かを変えるということはないですけど、やっぱり大きい会場は後ろのお客さんが「後ろでも良かった」と思える何かを残したいから話しかけたりします。
-小さい会場から大きな会場まで色々なところでMCをやられていますが、会場の大きさでMC中に意識することなどは違ったりしますか?
KYOHEY:基本的には大小では変わらないんですが僕らMCのお仕事って、演者さんというイメージだと思うのですが、僕は半分裏方だと思っていて裏方さんの思いもわかっていないと進行はできないし、6:4ぐらいで60%は裏方さんと気持ちは近いかなと思っていて、フェス系のMCでも、アーティストさんの単独LIVEでも、トークショーでもステージ側とお客さんを繋ぐ接着剤的な存在でいつも居なきゃなと思ってますね。目立ち過ぎても駄目だし、ごにょごにょ言うのももちろんダメだし、ステージとお客さんを繋ぐのが僕らMCの最大の使命なんだろうなと思います。
-声を届ける仕事をしているKYOHEYさんなりの体調の管理面で予防方法など何かありますか?
KYOHEY:なぜか毎年年末年始に1度だけ大きな風邪をひくんですよ。(笑)普段そこまで気をつけていなくてもそのタイミングでしかひかないんですよね(笑)でも、マスクの着用と手洗いは人より回数が多いぐらいでそんなに気をつけないですね。でも今年は加湿器付き空気清浄機を買いました。めっちゃ快適です!
-10年後のビジョンはありますか?
KYOHEY:10年後は46歳ですよ!怖くないですか(笑)10年後もラジオで喋っていたいし、レギュラー番組をやったり、イベントMCをしたり、ずっと喋り手でいたいですね。音楽を愛してやっていたいですね。辞めていたく無いですね、どんな形であれ。