1月26日(土)に舞浜アンフィシアターで行われた「JOL*fes2019~Winter~」に5人組ダンス&ボーカルグループDa-iCE(ダイス)の大野雄大がスペシャルゲストとして出演した。舞浜アンフィシアターは、Da-iCEが10枚目のシングル「恋ごころ」を初めて披露した思い出深い場所だ。久しぶりのソロでのライブ出演だったためか、見てもわかるほど緊張していた大野雄大は、多くのアーティストが出演する中、イベントのトリを務めた。
ファンの歓声を浴びステージに立った大野雄大が一曲目に披露した楽曲は家族愛を歌った「MY DEAREST」。この楽曲は、Da-iCEの6枚目のシングル「エビバディ」の配信盤に収録されたバラードソング。普段は照れ臭くて素直に伝えることができない家族への”ありがとう”や”大好き”といった思いを込めて大野雄大が大切に紡いだ1曲となっている。ハスキーで力強い声が響きわたった会場は一気に大野一色に染まった。そんな中さらに畳み掛けるかのように歌った曲がアメリカのバンド、イーグルスのカバー曲「Desperado」だ。この楽曲は、大野雄大が歌手を志した時から大切に歌ってきた1曲だ。
そして、「数年前に飼っていた猫が亡くなってしまった時の気持ちを書いた曲です」と語って始まったのは、Da-iCEの12枚目のシングル「君色」のiTunes限定盤に収録された「いつかまた会えるなら」だ。緊張のせいか歌い出しの歌詞を忘れてしまうというハプニングがありながらも、仕切り直して始まった歌唱に先程まで笑いに包まれていた会場は、大野雄大の優しく包容力のある歌声と別れを描いた切ないバラードで感動に包まれた。
最後に披露したのは、本人の作詞による「この道の先に」。どんな人でも自分ってダメだなぁと思う時もある、でもそんなダメな自分も受け入れて前に進んでいこう、という暖かいメッセージが込められた楽曲だ。全4曲をDa-iCEとはまた違った側面で歌い上げた大野雄大に、来場していただいた多くの来場者から大きな拍手が送られ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。
そんな大野雄大の自身初となるのソロアルバムがリリース決定!今回、披露した楽曲が収録されるかはまだ発表されていないが、勢いのある大野雄大のこれからに期待が高まる。
大野雄大(Da-iCE)
1989年4月1日
愛知県出身。A型。
Da-iCEのボーカル兼パフォーマー。
アーティスト名「Da-iCE」の名付け親。
Instagram:@da_ice_udai
Twitter:@Da_iCE_UDAI