Da-iCEなど幅広い振付経験を持つダンサーGAMI -Vol.4-

19.03.29

-Da-iCEのライブの演出をするきっかけは?

GAMI:Da-iCEに関してはs**t kingzのshojiさんが元々携われてて、そのアシスタントお願いされてからです。shojiさんが来れない日に代わりに仕切れる人ってなった時に声掛けていただいて。そこからですかね。

-Da-iCEのアシスタントはどんなことをやられてますか?

GAMI:Da-iCEに限らずなんですけど、演出兼振付という大元の仕切りの人がいて、その方が「この曲はこういう演出の曲に変えたい」とオーダーをいただいた際に、既存の振付を活かしながら適宜修正したり、必要あれば新しい振付も付けつつ、マイクスタンドや椅子を使った曲に変えたり。Da-iCEの場合はとある楽曲をヘッドホンを使った演出を組み込んだ振付に変えたりしました。あとは曲と曲のライブのセトリのつなぎの構成を考えたり、振付自体のメンバーの固めを行ったり、場ミリ(立ち位置を把握するもの)を確認、修正したり。あとは本番始まったあとの反省点をメンバーに伝えたり、ですかね!

-今後の目標などありますか?

GAMI:今後の目標は演出をドンっと任された経験がないので、ライブ演出を自分一人に任せてもらうことです!ありがたいことに、演出アシスタントや振付としてこれまで様々な現場に携わらせていただいたので、その経験を活かしつつ、自分にしかない色や価値を取り入れて、新しい色のライブを作っていけたらいいなと思うのと、バックダンサーや振付のお仕事もまだまだ現役でガンガンやっていきたいと思っているので、お声がけいただける限り、引き続き全力で頑張っていきたいと思います。

-10年後のビジョンはありますか?

GAMI:今やっている事って全部受動なことが多いので、自分からつかみに行くことをしていこうと思って。ただそれは今の社会にはないものになってくると思っていて。例えば、舞台でいうと、ダンスとは関係のない一般の方がダンサーがつくった舞台に興味を持って足を運んでいただけるように、劇団四季さんのように誰もが知っているようなストーリーをダンサーが表現してみたり、ゲストとしてアーティストや俳優さんを呼んでみたりなどなど。あとは最近趣味で映像作品を作っていて、これを自己満で終わらせるのではなく、一般の人が見ても感じるものがあったり、見ていて楽しいと思えるものをつくっていく中で、それをどんどん大きくしていって、映画館や美術館などでやっちゃったり、とかとか。新しいものを能動的に発信出来るように30歳迎えたら考えていこうと思っていました。

-30歳がいい区切りということでー

元々は3年で区切ろうとしていたんですけど、なんだかんだで6年走ってきちゃったので。そろそろ表舞台だけじゃなくてそういうこともしていきたいなって!サラリーマンの時に培った脳みそをまだ1割くらいしか使ってないので。(笑)

 

GAMI
Twitter:@keitaronakagami
Instagram:@keitaronakagami