関ジャニ∞など幅広い振付経験を持つダンサーGAMI -Vol.2-

19.03.16

-振付を行うことになったきっかけは?

GAMI:関ジャニ∞さんの単発のLIVE(東京、大阪)にダンサーとして入らせてもらった時、演出の方からのお声がけをいただいたのがきっかけです。半分くらい?はその前に行っていたツアーのダンサーで、自分は初めての現場だったのですが、比較的良い立ち位置につけてもらえることが多く、嬉しくて張り切っていたのを覚えています。で、LIVEのリハーサルが終盤に差し掛かった時に、演出の方に「今度ツアーがあるからまたダンサーやらないか?」と言われて。で、「お前振付もできそうだからやってみろ」と言っていただけたのがきっかけです。

-初めての振付はまた違うんですか?

GAMI:初めての振付は多分SMAPのツアーの振付アシスタントをさせていただいた時に。振付の方に、「ここをつくって欲しい」と言っていただいて、つくった時だと思います!

-やはり振付を考えるのは難しいですか?

GAMI:うーん。そうですね。結構ポンポン出てくるタイプではないのでいつも産みの苦しみを味わっています(笑)振付は頭で考えられないタイプなので爆音で音を流して、フリースタイルで踊っていいものが出たらそれをどんどん繋げていきます。なんか頭の中で考えちゃうと自分らしさが出てこないな気がして。なのでいつも産みの苦しみを味わいながら考えてます(笑)

-今後振付をしてみたいと思う方は?

GAMI:マイケル・ジャクソンですね!!(笑)生きていたら生涯の目標だったと思います。亡くなってしまいましたが、それでもTribute LIVEなどあれば是非やりたいです。

-他にはいらっしゃますか?

GAMI:うーん、、正直にいうといないですね。というよりも、アーティストさんの振付は基本的に“やりたい!”と思ってできるものではないので、“振付したい!”という発想自体がないです。ですが、マイケル・ジャクソンに関しては、たとえご本人が自分のことが嫌いでも、“いいから、頼むから、やらせてくれ!”となる勢いです。(笑)

-バックダンサーをする際に心がけていることは?

“アーティスト本人と演出の方などが求めているものを理解すること”と、“その中で自分にしかない価値をどう入れられるか”だと思います!ボソッて言ったこととか何気ない一言とかを気にするようにしています。ただこれはバックダンサーに限らず仕事をいただいた時に心がけていることですね!

-ダンサーになろうか普通に就職しようか進路に悩んでいる方たちにアドバイスをください!

プロダンサーを目指している方へのアドバイスとしては、あくまで自分個人の意見ですが、“仕事を目標にしてダンスをするな”ということですね。一番の理想は自分の持っている感性を色んなところで磨いて、自分はこれだ!っていうものを世の中にぶつけてみた時に、社会的な価値が生まれる(お仕事に繋がる)パターンだと思うし、それが本質だと思います。なので極端にいうと、結果として自分のダンスに社会的な価値が生まれなかったとしても、“自分にとって最高のものをぶつけてダメだったんだから、評価されなくても別にいいや!世の中どーかしてるぜ!!”って思えるくらい、自分をストイックに磨き続けていれたら良いと思います。(笑)

-自分を強く持たないといけないと言うことですね!

GAMI:そうですね。ダンスが好きで楽しんでいくことが遠回りに見えて実は1番大事なことだと思います!

Vol.3に続く…

 

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