-ダンスをはじめたきっかけを教えてください。
Money：僕がダンスを始めたきっかけは、中学の時まではずっと部活でスポーツをやっていて、中3で引退試合を終え高校の時に部活しようかなってずっと悩んでたんです。特に続けたいものもなくて部活入らないでいいかなと思い、高1の途中で隣のクラスの子がブレイクダンスをやっていて、それを見てどこのスタジオ通ってるのって話になって、その子かZEAL DANCE STUDIOっていう所でレッスンを受けてるって言われて、興味持ってダンススタジオに初めて行った。それがダンスを始めたきっかけですね。
-ダンス人生の中で、刺激や影響を受けたダンサーは誰ですか？
Money：刺激を受けたダンサーは、KENTO MORIさんってダンサーさんがいて。その人に元々教えてたTOSHIさんっていう方にKENTO MORIさんっていうのを聞いて、会ってお話させてもらった時からダンスっていろんな魅力が詰まっていたり、いろんな可能性秘めてるんだなって知ってダンスを続けていこうみたいな感じに影響を受けたのがs**t kingz(シットキングス)さん。その後は自分のダンスのスタイルの軸とか、こういうダンス楽しいなって刺激を受けたのがシットキングスさん。ダンスを通しての自分の生き方だったりライフスタイルにって影響を受けたのは、Chris Martinってダンサーさん。ダンスを通じてライフスタイルに通ずるものはChris Martinからすごい影響を受けて、KENTO MORIさんとs**t kingz(シットキングス)さんとChris Martinさんの3人に影響を受けたところですね。
-ダンスをする中でトレーニングや食生活など、日々気をつけていることはありますか？
Money：気を付けたいんだけど気を付けれていない。ご飯をしっかり食べたり睡眠とったり日々ストレッチしたり身体のケアだったりを大事にしないといけないんだけど、不定期な時間の使い方、レッスン、リハ本番だったり、決まった時間がないからそういう意味では不健康になりがち。不健康になりがちなところをギリギリで止めるようにはしてるって感じかな。定期的になにか気を付けるかってのは無理だけど、タイミングをみてちゃんと整体行ったり、野菜をとるとかビタミン剤を飲んだり、合間合間では気にするようにはしてますね。
-ダンサーを目指している若手に一言お願いします。
Money：もっと周りの子達と楽しむことを大切にして欲しいっていうか。すごい競争心を持ったり技術を磨くことは大事なんだけど、それに特化しすぎちゃってあまり周りのこととか見えてないというか。もっと周りの人を大切にして、皆とダンスしてたら楽しくなるんじゃないかなっていう風に思う。あとは、みんな何を考えてるのか知りたいかな。ダンサーになりたいのか、ダンスは趣味なのか、どういう風なビジョンをもってダンサーを目指してるんだろうって気になる。そういうことを若い子にもっと意識したらいいのかなって思います。
-たくさんのアーティストのバックダンサーをしていて、今までで一番印象に残っている公演は何ですか？
Money：良い部分で印象に残っているのは、SKY-HI WELIVEツアーのラスト武道館2days(SKY-HI Tour 2017 Final “WELIVE” in BUDOKAN)
BFQ(BLUE FLAP QUARTET)4人にとってもそうだと思うんだけど、胸にくるものが凄いある公演だったかな。
悪い部分でダンサーとしての戒めじゃないけど印象に残っているのは、w-inds.ツアーの「Timeless」(w-inds. LIVE TOUR 2014 “Timeless”)。その時に初めてw-inds.のツアーを回らせてもらったんだけど、ラストの公演で一番やっちゃいけないところで一番大きな失敗をして(笑) それまで1回も失敗してなかったのに、その時だけたまたま失敗しちゃって。DVDの撮影のカメラも入ってたし、けど一番失敗しちゃいけないタイミングで失敗してしまい、テンションが落ちたっていう思い出がすごいある。ある意味トラウマみたいな感じで印象に残ってる。
-今注目しているダンサーはいらっしゃいますか？
Money：最近すごいなって思うのはAlaventaっていうチーム の1人JUMPEIくん。最近レッスンが同じ時間帯でスタジオで一緒になることが多くて。レッスンを受けに行きたいなとも思うし、インスタとかで動画見ていても面白い振りつくっていてすごいなって思う。女性のダンサーとかだったらionaかな。ionaもオープンのマインド持ってる子だと思うから、振付に彼女なりの独特な世界観があって、それを見てて好きというか。単純にダンス好きだなって思うその若手2人に注目しています。
-ダンス以外の特技はありますか？
Money：基本やれば全部できるっていう(笑) 別に達人になれる訳ではないんだけど、平均レベルくらいまでには基本全部できるんだよね。やれば絶対に出来るようになるっていう自信はある。泳ぎとかもすぐ泳げるようになるし、自転車を乗るとか割とすぐ乗れるようになったし、今までやっていた部活、野球とかサッカーとかテニスとかもある程度すぐ出来るようになる。ダンスもそうだったから、特技は全部出来ることかな。でも逆に「これしか出来ないから、それにしか情熱を捧げない」っていう状況にならない。ある意味飽きっぽいというか、出来たからもういいや、みたいな満足感もそこで得られちゃったりしちゃうから。
-SKY-HIの振付、バックダンサーをすることになったきっかけは何ですか？
Money：AAAさんの楽曲、「負けない心」の振付師のLando Wilkinsのアシスタントをした際に代わりに入るスタンドインがたまたま僕が日高くん(SKY-HI)の役で、日高くん(SKY-HI)と一緒にスタジオ入ってダンスを教えて、そこがきっかけで出会って。その後に「WORLD WIDE」っていうZEAL STUDIOが主催しているイベントのアーティスト枠でSKY-HIがいて、アーティストライド枠をプロデュースするのがBUZZER BEATERっていうチームで。僕はすごいお世話になっててその方達が今回出てくれって声をかけてくれて、その時SKY-HIが、参加してた僕とJUNくんとTAK-YARDとKensukeはいなかったので、隆太っていう4人を今後もダンサーとして起用したいって言われて、そこから小さいクラブのステージだったり、地方のステージに4人で出させてもらってずっと繋がってるって感じですね。
-SKY-HIの曲で一番難しいダンスの曲は何ですか？
Money：ここ最近だとシットキングスのOguri さんが振付してる曲が何個かあって、流れも綺麗で構成も一見簡単そうに見えるだけど、意外と基礎の部分だったり、身体の使い方だったりとかが奥深くて、地味に練習が必要な振付でクオリティをどんどん求めていかないといけない振付であるから、それが一番難しいかな。Oguriさんのその曲と「Stray Cat」、「Bitter Dream」、「One Night Boogie」「Snatchaway」の4曲は割と難しいかな。
-振り付けを覚える時間は結構かかりますか？
Money：それがね、めちゃめちゃ振り覚えるの早くて。これだけはダンス始めた時からずっと早くて振り覚えるには全然苦労したことない。
-「SKY-HI Round A Ground 2018」の思い出はありますか？
Money：実は出てないんですね。そういう意味では無いというか、ツアーに同行してないから思い出はないんだけど、逆にお客さんとしてRound A Ground 2018豊洲2daysの2日目にはラッパーの方たちが集合して。そのお客さんとして観に行って、ステージ立たない側で観る、ライブを普段観れない貴重な経験をさせてもらったっていうのと、BFQ(BLUE FLAP QUARTET)一員のkensukeがラッパーとしてステージ立つっていうすごい日でもあったからそれを観に行きたいっていう思いもあった。Round A Ground 2018の思い出っていったら外から観てすごい楽しめたっていう思い出があります。
-SKY-HIの楽曲で一番好きな楽曲を教えてください。
Money：一番好きな曲は「キミサキ」。曲を近くでつくってるのを見てたり、その曲の状況とか知ってたりするからもちろん全曲好きなんだけど、ここ最近のアルバムの中で言ったら「New Verse」っていうのが好き。
-SKY-HIさんとは普段どんな会話をしてますか？
Money：基本は男メンツの割合が多いから結構男子校ノリ。割とツアー中とかみんなといる時が多かったりするから、くだらない話したりとか、他愛もない話をしてることが多いかな。逆にSKY-HIと1対1で家にお邪魔して話をしたりする時は、ダンスだったりとか音楽の話をすることが多いかも。日高くん(SKY-HI)は歌い手のアーティストとして見えるものが絶対あるだろうし、逆に踊ってる側として見えるものが違ったりするから、話していて面白い。ああだよね、こうだよねってって感じの話をしてることが多いかも。
-SAGGA FLIKKAのグループ名の由来は何ですか？
Money：SAGGA FLIKKAはSKY-HIに名付けてもらったっていうエピソードがあって。SKY-HIがSAGGA FLIKKAってどういう意味なのかを考えた時に元々SWAGって書いてスワッグっていうのがあるじゃん？別にSWAGな人ではないだろうから分からないけど、黒い部分というかよりヒップホップ要素が強い感じの響きのするのがスワッグ、崩した言い方が、サガっていう感じになってそのサガっていうのも英語でSAGAでサーガ、「伝説」って意味で掛け合わせてSAGGAでサッガっていう風になった。フリッカっていうのはフリックっていうのが「掻っ攫う」っていう意味があって、言っちゃえば伝説を掻っ攫うっていう意味も込めて「SAGGA FLIKKA」っていう名前が付いたかな。当時、日高くん(SKY-HI)が言われてた表記が「SAGGA FLICKA」だった。「チーム表記送って出した時に「KKA」になってて、後々日高くんにあれ本当はCなんだけどって言われて(笑)間違えてKで出して、結果Kのまんま(笑)
-SAGGA FLIKKA内ではMoneyさんはどのような役割をしていますか？
Money：今はもう活動してないっていうか最近集まってないからSAGGA FLIKKAの当時の感じになっちゃうけど、俺が集めたメンツだから俺がリーダー的な役割をさせてもらっていて、「こうしよう、あれしよう」って時に突出しちゃう方のタイプだから、それを上手くまとめるのがTAK-YARDだったりTaabow だったり。主にTAK-YARDが上手くブレーキかけてくれて、Taabow が結果的にまとめてくれて、GentaはGentaでその当時やっていたデザインとか、色々なことをクリエイティブする能力が強い子だったから衣装の提案してもらったり。割と自分であれやりたい、これやりたいっていうのをやって周りがそれを上手く埋めてくって感じでした。
-SAGGA FLIKKA主催「TREASURE」でのChris Martinとのコラボで一番印象に残った事は何ですか？
Money：印象に残ってることはやっぱその時の時間全て。印象に残ってるっいうかすごい大切な時間だったかな。
-Chris Martinさんはどういう方ですか？
Money：年齢は1つ下なんだけど、クリス自体がすごいひょうきん。割とマインドがフリーって感じ。すごい優しいっていうのもあるし、誰かを比べたりとかもしないし、オープンな人物。憧れてるからこそ、そういう人柄にすごく憧れる。
-日本人アーティストの中でこのアーティストのバックダンサーをしてみたい人はいますか？
Money：ダンス始めて割といろんなアーティストと仕事させてもらってきて、これ言ったらどう思われるとか知らないんだけど、自分の中ではすごい満足感はあったりしてて。昔とかはこういうアーティストに付きたいとか思いはすごいあったんだけど、最近そういう思いっていうのが強くあるかと言ったら別になくて。それでも去年の夏終わりかな、ふと自分がダンス辞める前にバックダンサーとして踊るのはもうしないだろうなっていう前に、誰か1人最後に新しいアーティスト誰やりたいかって自分で考えた時に、山下智久さんのバックダンサーやりたいって思った。なんか分からないけど、すごいやりたいっていう風に心から思ったんだよね。それは自分の中で意外と今でも思ってるかも(笑)
-ツアーやられていましたよね。
Money：やってたやってた。ダンサーやりてぇと思ったもん(笑)是非この記事見てたら、やらせていただきたいな〜(笑)。山下さんはすごいやりたいね。
-今後どんな新しいものにチャレンジしたいですか？
バリスタになりたいかな(笑) カフェ好きだったりとか、コーヒー飲むのが好きだったりするから、この前まで本当に働く話も出てたんだけど、中々タイミング合わなくて。でも2019年は絶対に働きたいなとは思うし、自分のやってる服とかももっと出したいなとも思うし。色々なことをそういう意味ではやりたいな。個人的な考えだと、ダンサーをしてるとさ、ずっと踊ってなきゃいけないというかダンスに関わっていなきゃいけないみたいな、自然とそういう風に思ったりとかするんだけど、別にそんなことなくていいんじゃないのかなって、ダンサーがダンサーしてなくてもいいというか、もちろんダンサーが豊洲PITのステージでラップしちゃうってこともあり得る訳だし(笑) だったら俺がダンサーしてても、カフェでラテ入れてても別に何の問題もないというか。ダンサーとしての仕事をずっと掴まなきゃとかっていう思いは別にない。さっき言ってた最後に山下智久さんのダンサーになりたいとかの思いはあったりするけど、それとは別に、変にダンサーとしてこだわって身動き取れないよりかは、あんまりこだわらないで自由に生きていけたらな、とは思うかな。もちろんダンスに情熱を注いでいて、情熱が強い人って輝いて見えるし、それはそれで尊敬するし、いいなあって思う部分もあるし。自分の何かできることの1つにダンスがあるっていうことであって、それが仕事に繋げさせてもらっているということであって、且つ好きだからっていうのもあるけど。他にも好きなこと沢山あるから、好きなことを捨ててまでダンスに注ぎ込むっていう思いは俺の中にない。好きなことを好きな風に自分の中でやっていく。身動き取りづらくなるんじゃなくて、色々なところに身動き取れるようにしてやっていくっていうのがありますね。
MoneyさんがSKY-HIダンサーBLUE FLAP QUARTETとして出演する
SKY-HI TOUR 2019 -The JAPRISON-
2019.02.03 (日)
東京都 昭和女子大学人見記念講堂
2019.02.09 (土)
千葉県 市川市文化会館 大ホール
2019.02.17 (日)
静岡県 富士市文化会館ロゼシアター 大ホール
2019.02.24 (日)
宮城県 東京エレクトロンホール宮城
2019.03.01 (金)
福岡県 福岡サンパレス
2019.03.10 (日)
広島県 広島文化学園HBGホール
2019.03.17 (日)
北海道 札幌市教育文化会館 大ホール
2019.03.23 (土)
神奈川県 神奈川県民ホール 大ホール
2019.03.30 (土)
長野県 長野ホクト文化ホール 中ホール
2019.04.06 (土)
石川県 本多の森ホール 16:00 17:00
2019.04.07 (日)
愛知県 名古屋国際会議場 センチュリーホール
2019.04.24 (水)
大阪府 フェスティバルホール
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